『自家製パンのこと』

食べていただくもの全てをひっくるめて、ル・プルミエの料理として考えているので、パンも自家製で焼いています。
パンが足りなくなればオーダーストップだし、どうしてもご飯をご希望ということで、残念ながら団体のお客様をお断りせざるを得なかったこともあります。

パンを自製するのは、全てがル・プルミエの料理で完結させたいというのが最大の理由ですが、パン屋さんのパンでは、どうしても料理と合わせのが難しいということでもあります。
ソースも残さす食べて欲しいとなれば、そこはパンの出番になるわけですが、パンの味とソースの味の組み合わせはどうでしょう。パンの塩気や風味が料理と合うかどうかをいちいち試していくぐらいなら、そこはやはり、自分でコントロールして、料理に合うパンを作るのが一番です。
こんな場合こんなパン、こんな場合はこんなパンという風にパン屋さんにお願いしていては、その分の労力を割くことにもなり、出る数も微妙にコントロールが難しいこともあって、急がば回れというわけでもありませんが、料理に集中するためにも、パンは自家製にしています。

ル・プルミエのパンは、料理を最後まで楽しんでいただくためのパンです。
食べていただく時に、ちょっとしたポイントとして注目してみてください。